3月もあっという間に10日が過ぎてしまいました。
今朝は雪が少し積もっていましたがすぐに溶けて、春の日差しに変化しました。
そろそろスタッドレスタイヤも交換の時期でしょうか。
今日は3月11日。
新聞やテレビ、ネットニュースでは5年前の東日本大震災の話題を多く取り上げています。
正直、秋田に住む自分にとってあの震災での甚大な被害、犠牲について当事者意識は希薄で、
5年経った今では日々の生活においてその事を思い出すことは希になってしまいました。
人間良くも悪くも忘れる生き物です。
思い出したくない過去も、忘れたくない良い思い出も身近にそれを思い出す事ができる何かががなければ残酷なまでに過去を忘却してしまいます。
逆を返せば、被災地そこで暮らす方々にとってはあの日を忘れる事など至難の業でしょう。
未だそこが生活の場だからです。
被災地の住宅再建は地域によっては半分も進捗していないそうです。
県別では宮城が70%、福島が61%、岩手においては56%。
安心して眠れる場所がある事は決して贅沢なんかではありません。
家族共に安心して住まう場所があってはじめて娯楽や嗜好を楽しむ事ができるし、仕事への情熱も湧くというものです。
当事者意識が希薄な私が言うのも非常に烏滸がましいのですが、
被災地や原発の現状や事実を伝えるべき人たちや、復興において責任のある人たちは少なくとも復興が成される日までは「忘れる」などということはせずに職務に邁進してもらいたいものです。
一日も早い完全なる復興を望んでおります。